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1-4 重油をきれいにする触媒(重油脱硫触媒)

こういうところで使用されています

重油をきれいにする触媒(重油脱硫触媒)は、石油コンビナートの中心となる石油精製会社の製油所で使われます。製油所は原油から石油化学原料、ガソリン・灯油・軽油・重油などの燃料、その他の化学原料を生産します。重油脱硫触媒は、主に原油の重い(沸点が高い成分:重油)成分から不純物(硫黄)を取り除くために使われます。

触媒が必要な理由

重油は主に船舶や発電所で燃料として使用されますが、原油から分留された重油の中には、硫黄、窒素や重金属(バナジウム、ニッケルなど)取り除かないと大気汚染など環境問題を引き起こす不純物が含まれています。これらの不純物は触媒を使って除去されます。重油脱硫触媒は、主にニッケルとモリブデンをアルミナ担体上に高分散させ担持することにより作られます。触媒上で水素と重質油を高温高圧下で反応させることにより、硫黄は硫化水素、窒素はアンモニアとして取り除かれます。 また重金属は触媒上に堆積させることにより重質油から分離することができます。

触媒の画像

【画像】1-4 重油をきれいにする触媒(重油脱硫触媒)

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