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1-3 ガソリンをつくる触媒(FCC触媒)

こういうところで使用されています

ガソリンをつくる触媒(FCC触媒)は石油コンビナートの中心となる石油精製会社の製油所で使われます。製油所は原油から石油化学原料、ガソリンなどの燃料、その他の化学原料を生産します。FCC触媒は原油の沸点の高い成分を効率よく分解して沸点の低いガソリンなどが多く生産できるように使われています。

触媒が必要な理由

輸入される原油は産出する場所によって含まれる油の成分が違います。製油所ではどこの原油がきても生産する製品の量は同じようにする必要があります。いつもと同じにしないと生産した製品が足りなかったり、余ってしまったりしてしまいます。必要な製品は比較的沸点の低い石油化学原料からガソリン、灯油、軽油などです。しかし、一般的な原油中にはこれらより沸点の高い成分が40%以上あります。これらの沸点の高い成分を低い製品にするため、FCC触媒を使って分解します。FCC触媒は本来、ガソリンを増産するための触媒ですが、分解性能を調整することで、石油化学原料、ガソリン、灯油、軽油などの生産量を調整して必要な製品の確保を可能にしています。

触媒の画像

【画像】1-3 ガソリンをつくる触媒(FCC触媒)

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