会員が作る触媒について

9-3 担体と呼ばれる触媒の原料(シリカ担体)

こういうところで使用されています

シリカゲルは、細孔が無数に存在する、多孔体と呼ばれる材料です。  触媒担体としてのシリカゲルは、細孔の大きさ、比表面積、粒子径などが緻密に制御されており、これに触媒を固定化(担持)する事により、触媒性能向上やハンドリング性向上の目的で、主に石油化学工業分野で使用されています。

触媒が必要な理由

触媒には、貴金属、レアメタル等が使用されますが、反応には金属表面が大きく影響し、同時に反応場所の形、大きさも触媒活性および選択性に大きな影響を与えます。シリカゲル、アルミナ、活性炭などの多孔体材料は大きな比表面積と細孔を有し、触媒成分を高分散担持する事が可能であり、高価である触媒の効率的利用と反応場所の最適化が可能となります。したがって、触媒金属種、触媒反応に最も適した担体を選択する事が、触媒性能を左右する重要な因子となります。シリカゲル担体は、表面(細孔内表面)にシラノール基を有し、他の多孔体に比べ、比表面積、細孔径、粒子径などの制御範囲が広い事が特徴である触媒担体として広く利用されています。

触媒の画像

【画像】9-3 担体と呼ばれる触媒の原料(シリカ担体)

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